SKI 글로벌 모니터링

日 FREA, 태양광 및 그린 수소 연구개발 성과 발표
(日) 日刊工業新聞 07-05

산업기술종합연구소 후쿠시마신재생에너지연구소(FREA)가 지난해 추진했던 신재생에너지 및 수소 기술 연구개발 성과를 발표함. FREA는 신재생에너지와 수소에 특화한 일본 유일의 국립연구기관으로 약 200명의 연구원이 연구개발을 추진하고 있음. 2022년에는 신재생에너지 분야에서 태양광발전과 풍력발전 운영·유지보수(O&M) 관련 기술 개발을 추진함. 

수소 분야에서는 신재생에너지로 물을 전기 분해해 수소를 제조할 때 문제가 되는 태양광발전, 풍력발전의 출력 변동 영향을 규명함. 또한 신재생에너지 유래 수소를 이용한 소형 암모니아 합성 시스템과 합성 촉매를 개발함. 향후 기존 하버-보슈법(Haber–Bosch process)보다 저온에서 고활성 합성촉매를 얻을 수 있는 기술 검증을 실시할 계획임. 또한 FREA는 신재생에너지 실험시설인 '스마트 시스템 연구동' 능력을 확충할 방침임. 연구동에는 발전능력 5000kW급의 제어 시스템을 도입해 내년부터 세계 최초의 수전해장치 평가 사업도 실시할 계획임.

원문

太陽光・グリーン水素で成果 産総研福島再生可能エネ研究所(日刊工業新聞, 07-05)


産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所(FREA、福島県郡山市、宗像鉄雄所長)は、独創的な再生エネルギー・水素技術に関する2022年度の開発成果を明らかにした。特に太陽光発電(PV)、グリーンアンモニア合成、人工知能(AI)活用地熱ポテンシャル調査プラットフォームなどの開発で成果があった。3県(福島、宮城、岩手)企業対象シーズ支援事業は採択企業・団体が301者、事業化は65件に上り、新たに福島国際研究教育機構(F—REI)委託事業も8月に開始する。(いわき・駒橋徐)


FREAは再生エネ・水素に特化した日本で唯一の国立研究機関として総員200人ほどの研究員で研究・開発を進めている。22年度はPVと、風力発電のO&M(運用・保守)に関する技術開発を進めた。PV搭載固定翼飛行ロボット(ドローン)システム開発では、曲面追従型軽量PVモジュールを開発。スペースエンターテインメントラボラトリー(福島県南相馬市)の固定翼ドローンに搭載し飛行実証した。PV搭載型電気自動車(EV)の実証ではコミュニティーバスにPVを搭載。電気使用量の最大50%をPVでまかなう見込みだ。


水素開発では、再生エネで水を電気分解して水素を製造する際に問題となる、PVや風力発電の出力変動の影響を明確化。再生エネ水素を用いた小型アンモニア合成システムと合成触媒を開発した。今後は、従来の「ハーバー・ボッシュ法」より低温で高活性な合成触媒を得る技術の検証に入る。


地熱では、日本は世界第3位のポテンシャルがあるとされているものの、実際に調査した少数の坑井の温度構造にかなり依存する。正確なポテンシャル把握のため、これまでの多くのデータに基づくAIによる地熱の評価プラットフォームを開発。有望地点のマッピング作成に着手した。


FREAはさらに、再生エネの系統連系試験施設「スマートシステム研究棟」の能力を拡充。発電能力を5000キロワットに増強した制御システムを導入し、24年から世界初の水電解装置の評価事業にも入る。